ある晴れた朝のこと

先天性の心疾患と内臓奇形をもつ息子のこと

カテーテル検査②

2日目、カテーテル検査。朝一番。

 

朝3時から絶食だったけど、夜中のミルク飲んで、朝ごはんまだかなー位のタイミングで移動だったから、本人も余裕そう。

 

しかしまあ眠る座薬入れてからが長く、座った目をしながらも全然寝ず。

結局そのまま、絵本をぺらぺらしながら入室して行ったのでした。行ってらっしゃい。

 

 

そしてそのまま4時間。

こわかったーそわそわしたー

でも無事に帰ってきてくれました。

 

 

といっても、結果報告終わったあと5分で起きてしまって、1時間近く酸素マスクと固定に激怒する息子を宥めまくっていたのでした……。

仰向け嫌いな息子のために、眠くなるお薬入れてもらったけどぜーんぜん効かなくて、逆に機嫌悪くしただけだった(✽´ཫ`✽)

 

トントンもだめ、絵本もだめ、DVDプレーヤーは貸出中、そもそもDVD借りられても、病棟にはだいたくとゆうしょうのおかあさんといっしょしかない(息子はゆうあつ唯一絶対主義)。

絶望の中で気づいたNHKキッズ!!!

ダウンロードしておいてよかった!!!

ミライクルクルとデビル・ビビる・ガンバるをエンドレス鬼リピートして何とか持ち堪えました………

くものしまはダメだった………パプリカもだめ、おとうさんといっしょもだめ、オトッペもだめ………息子ゆうあつ好きすぎ………

次はDVDとプレイヤー持参しようね………

 

 

 

閑話休題

  

 

 

結果報告としては、

 

*肺動脈の形の確認

→肺動脈の一部に突起が出来ていて、それで片方に血が行きづらくなってる。もともとグレンの時点で左右差があったから、フォンタンで肺動脈を綺麗に形成する予定。(前から聞いてた)

 

*全体的な圧力の確認

→問題なし。手術適応。(よかったー)

 

*余分な血管にコイル詰める

→これが多くて時間が掛かった。

左脇の方に結構な量の血管があって、見てはいけないものを見ちゃった感じだったらしい。。太いところを三本詰めたとのこと。

あとは下の方にも太い血管が何本か出来ていて、こちらもとりあえず1本詰め詰め。

 

不整脈のチェック

→前回のカテーテル検査では、奇静脈から心臓にカテーテルを入れて検査をしたけど、今回はもう奇静脈が肺に繋がっているためやらないことに。

代わりに退院するまでの間、ホルター心電図で確認。

 

*肺の状態

→これが思ってたよりも悪かったと言われた。

肺に泡を入れて、肺胞を酸素がちゃんと通過しているか(肺動静脈瘻がたくさん出来ていると、泡が潰れずに出てくる?ような説明を受けたと思う…あやしい…)を見た。

通常98-100程度で、下がるほど肺動静脈瘻が出来ているとのこと。

*左右上部は問題なし(98)

*右側下部は94程度

*左側下部が85程度と結構たくさん出来てしまっている

との評価だった。

以前も書いたけど、肺動静脈瘻は肝静脈の血が混ざると出来なくなるらしい。

 

 

だから、早いところフォンタン手術をしないといけなくなったとのこと。

予定では9月にカテの結果説明と手術待機リスト登録→10-11月にフォンタン だったけれど、そこまで待てないため、

来週待機リスト入り→来月中にどうにか手術を入れたい(循環器科的には。心外の先生がなんて言うかによる)と言われた。

 

*サチュレーション 

→今回初めて主治医になったH先生から、サチュレーションが低いと言われた。初めて言われたからびっくりして、少しショックだった。

グレン(TCPS)手術後、息子のサチュレーションは87前後。

術前、心外の先生からも、グレン(TCPS)後90行かないくらいになると聞いていたし、そもそも「人間80あれば生きていけるから、100になることは必須ではないし、高すぎるくらい」とか言われていたから(心外の感覚…)、こんなものだと思っていた。

あと、多脾無脾の子はフォンタンが終わってもなぜかサチュレーションが上がりにくく、90前後で落ち着くことが多い、という情報をある方のブログで知っていたため、息子もきっとそれくらいだろうと。

 

え、息子特別低いの??

 

 

と、今回の主治医H先生の説明にショックを受けた後、息子のサチュレーションが睡眠中80まで下がり、そこから上がらなくなってさらに動揺。

 

 

喉のごろごろ?ぜーぜー?音がいつもより大きく出ていて、急遽NSにいた、いつもの主治医I先生を呼んできて見てもらった笑

点滴を長いこと入れていたため、喉や肺が浮腫んでいるんだと思うとのことで、利尿剤を入れて様子を見ることに。

 

 

ついでにカテーテル検査(I先生も一緒に入っていた)の結果について聞いてみると、

*肺動静脈瘻は早めにフォンタンをすると、無くなることも多い。なるべく早くフォンタンをして、その後の経過を見ていきたい。

*今回もコイルを詰めたためサチュレーションが少し下がるとは思うが、極端には下がらないと思う。(実際87→85くらい) このままサチュレーションが下がりっぱなしだったら夜間酸素は考えても良いかもだけど、基本いらないと思う。

*フォンタンもできる数値だし、全体としては予想の範囲内だった。

とのことで、割と軽い感じだったから、H先生との温度差に逆に動揺。心配しなくて良いのかなー。。うーーーん。。

 

 

 

夜間、看護師さんが顔の前に酸素マスクを置いてみたりして、サチュレーションの動きを見ていてくれたらしい。(酸素当てると85前後、寝返りすると80前後だった)

こんな日に限って、息子は添い寝じゃないと許してくれなかったから、私邪魔だっただろうな…すいません看護師さん…_(-ω-`_)⌒)_

 

朝に近づくにつれてサチュレーションはマシになって来たけど、やっぱり寝ると80前後まで下がるため、もしかしたらもう一泊するかもと聞いて冷や汗。

 

 

3日めはまた後で。

混乱の最中なのでごちゃごちゃしてます。

そろそろPCで編集して、綺麗にしようと思ってるんですが、ついついスマホでぽちぽちしてそのまま投稿してしまう…。